「500万円運用する方法はどんなものがある?」
「500万円あるときは何に投資したらいい?」
「注意すべきことはある?」
と考えていませんか?
節約と貯金を行い、500万円貯めて次のステップとして投資をしてみたいと考えている方もいるでしょう。
しかし、大切に貯めたお金を運用するのは怖く、何から始めたらいいのか悩んでいる方もいるはず。
500万円一気に投資に回すと値動きが怖くなりますが、徐々に投資をすることで自然と慣れていきますよ!
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- 500万円を運用する3STEP
- 500万円を運用する際のシミュレーション
- おすすめの投資先
- 意識すべきこと
この記事を読んで実際に行動すれば、500万円の運用も問題なくおこなえるでしょう。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
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貯金500万円を運用する3STEP
貯金500万円を運用するためには、順序立てて行う必要があります。ここでは、簡単3ステップで紹介します。
- 目的を決める
- 現在~10年後に使うお金は貯金する
- 10年後以降に使うお金は運用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.目的を決める
まずは投資を継続させるために何のために投資をするのか、目的を明確にする必要があります。投資をしてどのような未来を手に入れたいのかが明確になっていないと、途中で投資をやめてしまう可能性が高くなるからです。
以下の項目に沿ってお金を貯める目標を定めると良いでしょう。
- 何のために(例:子どもの学費のために)
- いくら(例:600万円)
- いつまでに(例:10年後までに)
現時点で持っている目的を明確にすることで、具体的な貯蓄計画を立てられます。
何年後に何にいくら自分が使うか予測できるようになるよ!
2.現在~10年後までに使うお金は貯金する
また直近10年間で使う予定があるお金は、できる限り貯金として手元に置いておきましょう。
年金積立金管理運用独立行政法人が公開した「長期分散投資の効果」によると、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の4資産に25%ずつ投資し、10年以上の運用すると元本割れしなかったという実績があります。
しかし、逆に言えば、10年未満の短期間での運用では損失を出す可能性もあることを忘れてはなりません。将来の株式市場がどうなっているのかは断言できませんが、リスクを最小限に抑えるためには10年以上の運用期間が重要です。
そのため現在から10年後に使う予定のお金については、貯金で対応するほうが良いでしょう!
将来の経済状況や投資市場は不確実な要素を含みます。したがって、10年未満の期間で使う予定のお金については、市場リスクを避けるために貯金で対応することをおすすめします。
3.10年後以降に使うお金は運用する
そして運用に回すお金は10年以上先の未来で使う予定のお金にするという方法もあります。10年以上運用すれば、元本割れのリスクを比較的おさえられるため、それを見越した投資計画を立てましょう。
過去のデータからも分かるように、株式や債券などの投資は長期的な運用によってリスクを軽減する傾向があります。10年以上の期間での運用においては、市場の変動や一時的な価格変動の影響を受けても、長期的な成長や収益の機会が得られる可能性が高いでしょう。
10年後以降に使うお金については、十分なリスク管理と適切なポートフォリオの選択が重要です。
あなたのリスク許容度や目的に応じて、バランスの取れた投資戦略を構築しましょう。
500万円を投資した場合の資産運用シミュレーション
ここからは、500万円を投資した場合の資産運用のシミュレーションを行います。
500万円が年利3%、5%、7%で運用できたときにどのように増えるか見ていきましょう。
利回り | 1年後 | 3年後 | 5年後 | 10年後 | 20年後 |
---|---|---|---|---|---|
3% | 515万円 | 546万円 | 580万円 | 672万円 | 903万円 |
5% | 525万円 | 579万円 | 638万円 | 814万円 | 1,327万円 |
7% | 535万円 | 613万円 | 701万円 | 984万円 | 1,935万円 |
このシミュレーションでは、初期投資額の500万円が20年後には903万円~1,935万円に成長することが分かります。
利回り4%の違いは大きいね!
ちなみに株式と債券に適切に分散投資した場合の期待リターンは6%であり、今回紹介した年利回りが3~7%は現実的な数値です。
複利効果によって年々利益が積み上げられ、年数が経てば経つほど資産が増加していきます。
500万円を運用する際のおすすめ投資商品
ここではまとまったお金の運用におすすめの運用方法を3つ紹介します。
- 投資信託
- 国債
- 株式投資
以下で詳しく解説します。
1.投資信託
分散投資をするなら投資信託がおすすめです。
一つの銘柄に、複数の企業を詰め込んだ商品であり、運用の成果を投資額に応じて分配する仕組みの金融商品のこと。
例えばS&P500に連動する投資信託を購入すれば、米国の主要企業500社に自動で分散投資できます。
投資には元本割れするリスクもありますが、以下の4つの鉄則をマスターすればリスクはコントロールできます。
4つの鉄則 | 内容 |
---|---|
分散投資 | 株式だけでなく債券、日本だけでなく世界中の銘柄へ投資する |
長期投資 | 15年以上投資すれば元本割れしなかったデータから20年程度は見積もる |
ドルコスト平均法 | 毎月一定額をコツコツ投資する |
リバランス | 年齢に応じて資産の再分配を行う |
上記の4つの鉄則を守るためには、投資信託の活用がおすすめです。
なお、投資信託について詳しく知りたい方は、関連記事「投資信託はおすすめしないと言われる理由とは!銘柄を選ぶ4つの基準を徹底解説」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2.国債
国債は、国が発行する「債券」のことを指します。指定の期日に元本が償還(返済)され、利息分が運用益となります。利息は国が破綻しない限り半年に一回支払われ、株式などと比較して安全性が高いのが特徴です。
日本では個人向けに国債が販売されており、銀行や郵便局、証券会社などで購入できます。
比較的ローリスクローリターンの投資先と言えるね!
3.株式投資
投資に慣れてきた人は、個別株へ投資する方法もあります。投資信託と比較して分散投資が難しいためリスクは高いものの、株主優待や配当金などのインカムゲインを狙えるのが株式投資のメリットです。
投資信託は数十年後の資産を増やすことを目的とすることが多いですが、インカムゲインを狙った株式投資では今の生活を豊かにできます。
もちろん、1つの銘柄に集中投資することは危険ですが、国債や投資信託にも投資しつつ、余剰資金で株式投資に投資するのも選択肢の一つでしょう。
1つの銘柄に集中投資すると資産価格が大きく下落することもあるから注意だよ!
500万円の運用方法
ここからは投資初心者でもできる500万円を運用する際の投資タイミングを紹介します。
- 一括投資
- 積立投資
- 一括投資と積立投資の併用
以下で詳しく解説します。
1.一括投資
一括投資とは、一度にまとまった金額を投資する方法です。今回紹介する3つの運用方法のなかで、過去のデータによると最もパフォーマンスが良くなるのは一括投資する場合です。
国内・海外の株式と債券に25%ずつ投資する「4資産分散」で、積立投資と一括投資をそれぞれ10年間継続した場合の損益を表したものを見てみましょう。
積立投資は毎月1万円ずつ10年間で計120万円、一括投資は最初に120万円を投資しています。
一括投資の方が2倍程度の利益が出ることが分かります!
そのため感情がコントロールできて理論的に投資ができる方は一括投資がおすすめです。
2.積立投資
一括で投資する場合、仮に500万円を運用するとして投資対象が2%下落すると10万円の評価損となります。将来のパフォーマンスは良いことが期待できるとは言え、いきなり大きな含み損を抱えるのは嫌な方もいるでしょう。
一括投資よりもパフォーマンスは劣りますが、いきなり大金を動かすのは怖い方におすすめなのが積立投資です。
積立投資であれば現状まとまった資産がなくても投資を始められます!
投資初心者で含み損が耐えられず、すぐに売ってしまいそうな方は毎月積み立てで相場の変動に慣れましょう。積立投資であれば、購入直後に下がっても安く買える!と考えて、投資を続けやすくなります。
3.一括投資と積立投資の併用
一括投資のほうが高い運用成績を出せる可能性があるのは分かったものの、いきなり全額を運用に回して大きく下落するのが怖い方は併用もおすすめです。
500万円投資する際に、250万円は一括投資し、残り250万円を積立投資に回す方法です。
こうすれば2つの良いところどりができます!
500万円の運用をする際に意識すべきポイント
最後に500万円を運用する際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。
- 運用は早く始める
- 全額運用しない
- 分散投資する
以下で詳しく解説します。
1.運用は早く始める
早く運用を開始することは非常に重要です。時間の経過とともに複利効果が働き、資産が成長していくからです。
複利効果は投資した元本に得られる利益を再投資し、元本と利益の両方が次々と成長していく現象。
例えば、年利10%で運用を続けると、元本が毎年10%増加するだけでなく、その増加分も利益の対象となります。
したがって、運用期間が長ければ長いほど、複利効果がより大きくなります!
500万円を運用するならば、早い段階から運用を始めることで長期的な成果を期待できるでしょう。
2.全額運用しない
保有しているお金を全額運用に回すと、急にお金が必要になったときに運用途中で引き出す必要があります。
運用途中であれば、含み損である可能性もあり、長期運用すればプラスのリターンになっているかもしれない状況で損失を確定しなければなりません。
そのため、生活費や予期せぬ出費を含めて一定のお金は貯金しておくことが重要です。
10年後までに使う予定のあるお金は手元に置いておくなどして、適切な金額を予備資金として確保しておきましょう。
3.分散投資する
分散投資をすれば、運用に伴うリスクを軽減しつつ効率的なリターンを狙えます。
投資信託や株式で運用する場合、当然値下がりする局面に遭遇する可能性はあるため、まとまったお金を一気に減らさないためにも、できる限り値下がりする可能性を減らして運用する必要があるでしょう。
その方法の一つとして、分散投資があげられます。分散投資は「国内・外国株式」と「国内・外国債券」の4つに分けるのが基本です。
分散せずに投資をすると大損してしまったり資産が思ったより増えなかったりする可能性があるため、後々後悔するかもしれません。とはいえ分散投資が大切だと分かっても、それぞれどの銘柄に投資すべきなのか分からない方もいるでしょう。
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