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    【長期保有が大切】商社株はどこまで上がる?今後の見通しや注意点を紹介

    「商社株が値上がりしているみたいだけど、まだ上がる?」
    「商社株で買うならどこの企業を買えばいい?」
    「商社株を買うときのリスクがあれば知りたい」

    と考えていませんか?

    コロナ化以降、円安が進み資源価格も高騰していることから、商社株の株価が上昇傾向にあります。

    投資の神様ウォーレン・バフェット氏も投資をしているとの発言があったよね!

    しかし株価が上昇していてこのまま上がり続けるのか、またどの企業を買えばいいのかなど悩んでいる方も多くいるでしょう。

    そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

    • 商社株の概要
    • 商社株のおすすめ銘柄
    • 商社株へ投資するメリット
    • 商社株がどこまで上がるのか

    この記事を読めば商社株の概要がわかり、不安点を取り除いた状態で投資できるでしょう。

    ぜひ、最後まで読んでみてください!

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    目次

    商社株とは?概要を解説

    まずは商社株の概要を解説します。

    1. 商社のビジネスモデル
    2. 景気や経済の動向に株価が影響されやすい
    3. 投資の神様と呼ばれるバフェットも注目

    これらの観点から商社株の理解を深めましょう。

    1.商社のビジネスモデル

    商社のビジネスモデルは、主に「トレーディング」と「事業投資」の2つです。トレーディングとは大まかに言えば輸出入業のこと。

    商品取引や仲介活動を行いながら、クライアントや提携先とのつながりを築き、さまざまな商品の販路と情報の網を世界中に展開しています。

    また、事業投資とは投資先の企業を売り払うことが目的ではなく、既存の事業とのシナジー効果を最大限発揮し、売上を計上するものです。

    たとえば、総合商社の社員を派遣したり、総合商社がもつ経営ノウハウやネットワークを提供したりしてバリューアップを図ります。

    とくに総合商社は多数の企業に分散投資し、異なる事業のかけ合わせでシナジーを創出しているよ!

    2.景気や経済の動向に株価が影響されやすい

    株式には「景気敏感株」と「ディフェンシブ銘柄」という2つの大きなカテゴリーが存在します。景気敏感株とは、その名の通り景気の動向に強く影響を受ける銘柄のことです。

    経済が好調な時期には株価が上昇しやすく、逆に不景気な時期には株価が下落しやすいという特性を持ちます。

    比較的値動きが激しい傾向にあるよ!

    一方でディフェンシブ銘柄は、経済の良し悪しに関わらずその業績が安定している銘柄のことです。景気の波に左右されにくく、株価の変動も比較的緩やかであることが特徴です。

    景気敏感株ディフェンシブ銘柄
    経済状況と株価連動が強い連動が弱い
    値動き大きい小さい
    リターンキャピタルゲインが見込みやすいインカムゲインが見込みやすい

    多くの商社はエネルギーや資源事業から大きな利益を上げています。一般的にエネルギー価格や資源の需要は、景気が良いときに高くなりやすいため、商社株は景気敏感株の一つです。

    3.投資の神様と呼ばれるバフェットも注目

    ウォーレン・バフェット氏は、投資の神様とも呼ばれる凄腕の投資家です。

    バフェット氏が代表を務める「バークシャー・ハサウェイ」は50兆円を超える運用額を誇る。
    優良銘柄を本質的価値より低い価格で買う投資スタイルで知られている。

    影響力が強くバフェットが行う投資の一手一手は、市場に大きな動きをもたらすこともあります。

    実際に2020年8月ウォーレン・バフェットが率いる投資会社「バークシャー・ハサウェイ」が、日本の5大商社株の保有を公表しました。このニュースは投資界において大きなサプライズとして受け止められ、株価は大きく上昇。

    また2023年4月にはバフェット自身が日本を訪れ、6月には前回の保有銘柄を買い増ししたと発表があり、さらに株価は大きく上昇しました。

    このような情報が伝わった際、即座に投資を行うのではなく、一歩引いて冷静になることが大切です!

    バフェットが注目するからといって、リスク許容度や資金などは全く違うため、万人に無条件でその銘柄が良いとは限りません。

    投資をする際には、その企業のビジネスモデルをしっかりと理解し、自分自身が納得する形で投資判断を下しましょう。

    商社株を買うならどこ?おすすめの企業5選

    ウォーレンバフェット氏が投資をした総合商社に興味があっても、特徴を抑えきれていない方もいるでしょう。

    ここでは日本の5大商社と呼ばれる企業の強みなどを詳しく紹介します。

    1. 三菱商事
    2. 三井物産
    3. 伊藤忠商事
    4. 住友商事
    5. 丸紅

    以下で詳しく解説します。

    三菱商事

    銘柄名三菱商事
    株価7,148円
    時価総額10,275,207百万円
    PER10.62倍
    PBR1.13倍
    配当利回り2.94%
    2023年11月13日終値

    日本を代表する商社といえば、三菱商事が挙げられます。

    国内最大手の総合商社であり、金属資源や機械、化学といった多岐にわたるビジネスフィールドで幅広く事業を展開しています。

    コンビニで有名なローソンを子会社として保有しているよ!

    このような強固な事業基盤のもと、三菱商事は商社の中での時価総額や利益がトップを走り、業界をリード。三菱商事が2016年に発表した累進配当方針は、株主還元への強い意志を感じさせる内容でした。

    増配を続けており、株主還元を積極的に行っています。

    業界を牽引する存在でありながらも、常に成長と株主還元を追求する姿勢が見られる三菱商事は、安定した投資先を探している方に特におすすめの銘柄といえるでしょう。

    三井物産

    銘柄名三井物産
    株価5,625円
    時価総額8,565,120百万円
    PER9.06倍
    PBR1.20倍
    配当利回り3.02%
    2023年11月13日終値

    三井物産は、資源関連事業において強みを持つ大手総合商社として知られています。

    食品や化学品など多様な分野で事業を展開しているものの、特に金属資源や液化天然ガス(LNG)開発などの資源分野が収益の主要な源泉です。

    資源事業が強みであるため、他の総合商社と比較すると、エネルギーや資源価格の変動による影響を受けやすいという特性があります。

    2026年度までの2年間で、LNGや天然ガス、アンモニアなどのエネルギー関連への投資を約1兆円増やす計画があるよ!

    また、2024年3月期からは前期の配当を上回る「累進配当」政策を実施する予定です。

    伊藤忠商事

    銘柄名伊藤忠商事
    株価5,900円
    時価総額9,350,848百万円
    PER10.73倍
    PBR1.64倍
    配当利回り2.71%
    2023年11月13日終値

    伊藤忠商事は繊維や食料などの非資源分野に強みを持つ商社です。

    非資源分野での事業が充実していることから、エネルギー価格の変動による影響を受けにくいという特徴があります。

    過去にエネルギー価格が低下した際にも、他の総合商社が厳しい業績を記録する中、伊藤忠商事は非資源分野を中心に業績を順調に伸ばしてきたという実績があります。

    コンビニのファミリーマートも展開しているよ!

    エネルギー価格の変動リスクを避けつつ、安定した業績成長を期待する投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

    住友商事

    銘柄名住友商事
    株価3,223円
    時価総額3,941,996百万円
    PER7.89倍
    PBR0.90倍
    配当利回り3.88%
    2023年11月13日終値

    住友商事は住友グループの中核企業の一つで、非資源関連の事業からの収益が全体の約60%を占めています。

    以下のような多岐にわたる分野で活動しています。

    • 輸送機器
    • 建設機械
    • 資源
    • 化学品
    • 金属
    • 発電 など

    幅広い分野に手を出しているんだね!

    幅広い事業展開により、住友商事はその業界内での地位を確固たるものにしているのです。

    丸紅

    銘柄名丸紅
    株価2,357円
    時価総額3,971,371百万円
    PER8.84倍
    PBR1.22倍
    配当利回り3.52%
    2023年11月13日終値

    丸紅は日本の主要な5大商社の一つとして、非資源関連の事業から得る利益が全体の約60%を占めています。

    穀物と電力の分野に特に強みがあるよね!

    国内市場において穀物の取引量はトップクラスに位置し、飼料や肥料などの関連分野でも安定した収益を築いています。

    また、累進配当の方針を採用。株主還元が積極的であり、5大商社の中で最も少ない金額で投資できる点からも、投資しやすい銘柄と言えるでしょう。

    商社株へ投資するメリット

    ここからは商社株へ投資するメリットを2つ紹介します。

    1. 株主還元に積極的である
    2. まだまだ割安の株価にある

    以下で詳しく解説します。

    株主還元に積極的である

    商社株は株主還元に積極的で、特に配当利回りが比較的高いのが特徴です。2023年前期の日経平均の配当利回りが2.15%である中、商社株はさらに高い水準であり、具体的な利回りは以下の通り。

    三菱商事2.94%
    三井物産3.02%
    伊藤忠商事2.71%
    住友商事3.88%
    丸紅3.52%
    2023年11月13日終値

    どの銘柄も日経平均の配当利回りよりも高い利回りだね!

    配当金は商社株を保有するだけで享受できるものであり、インカムゲインを求める投資家には商社株は外せない選択肢であると言えるでしょう。

    まだまだ割安の株価にある

    過去には「商社株は万年割安」という時代もありましたが、近年の資源価格の高騰や円安の影響を受け、商社株の価格は上昇の一途をたどっています。

    特にウォーレン・バフェットの投資により、一気にその価値が再評価されました。

    現在の株価は高すぎたりしない…?

    株価の割安度を示す指標である「PER」や「PBR」を見ると、まだ十分な投資の余地があることが分かります。

    PER(株価収益率):利益に対して株価が何倍かを表す指標
    PBR(株価純資産倍率):純資産に対して株価が何倍かを表す指標

    たとえば、三菱商事のPERは10.62倍、PBRは1.13倍と、2023年前期の日経平均のPER15.08倍、PBR1.26倍と比較すると低水準にあります。商社株がまだ投資価値のある領域に位置し、今後の株価上昇も期待できると言えるでしょう。

    商社株はどこまで上がる?今後の見通しやリスクをFPが考察

    商社株は2023年に大きく株価を上昇させました。銘柄によっては50%以上上げているものもありますが、どこまで株価は上昇するのでしょうか?

    ここでは今後の見通しやリスクを解説します。

    1. 短期ではやや過熱感もみられる
    2. 円高は株価下落の要因となる
    3. 少額から始めることも可能

    詳しく見ていきましょう。

    1.短期ではやや過熱感もみられる

    商社株はここ1年で株価が大きく上昇しています。例として三菱商事の株価推移を見ていきましょう。

    出典:Google Finance

    とはいえ、株式投資には上昇と下落のリズムが必然的に存在します。

    短期的な視点でみると配当利回りが3%を下回る水準まで低下しており、現在の三菱商事の株価はやや過熱ぎみです。

    これまでは4%とか5%もあったもんね!

    このような状況では、例え株価の指標が割安だとしても、積極的に購入するのはリスクが伴います。

    現在の市場の動きを見守りながら、求めている配当利回りが見込める価格まで株価が修正されるのを待ち、そのタイミングで購入を検討するのが賢明と言えます。

    2.円高は株価下落の要因となる

    商社の業績は外貨建ての収益が大きな部分を占めるため、為替の動きには要注目です。円安進行時には外貨での収益が円換算で増加し、商社の利益は増えます。

    三菱商事では、米ドルが1円円安になるだけで純利益が約50億円増加すると言われています。

    今までの円安の背景にあるのは、米国の金利上昇や日本の持続的な金融緩和政策などです。

    しかし経済の動きとして、米国の利上げペースが鈍化する見込みや日本で将来的な金利上昇が取り沙汰される中、短期的にはドル安・円高の動きが出る可能性も指摘されています。このような為替の振れにより商社の外貨建ての収益が減少すれば、純利益もその影響を受けるでしょう。

    純利益が減れば株価も下落する可能性が高まりますね

    商社への投資を行う際には、為替の動きも考慮に入れることが重要です。

    3.少額から始めることも可能

    通常、日本の株式市場では1単元=100株が取引の基本単位となっており、商社株を1単元取得するためには数十万円の資金が必要です。

    しかし近年はSBI証券や楽天証券などのオンライン証券会社で単元未満株の取引が可能になりました。

    1株からの取引が実現し、少額からの投資が容易になったよ!

    「投資できる金額はそれほど大きくないけど、商社株が気になる!」という方は単元未満株の取引を利用して、1株ずつ購入するのも良いでしょう。

    商社株よりもリスクを抑えられる投資信託も活用してみよう

    商社株への投資は確かに魅力的なリターンを期待できる一方、経済の変動や為替などに影響を受けやすいです。

    景気敏感株だから値動きも激しいみたいだしね…

    そこでおすすめなのが投資信託の活用です。

    投資信託は多種多様な銘柄に分散投資するもので、一つの銘柄や業界が大きく動いたとしても、全体のパフォーマンスに与える影響は緩やかになります。

    また、商社株のみならず、他の業界や資産クラスにも幅広く投資できます。

    リスクの分散とポートフォリオの安定性を追求できるよ!

    具体的な銘柄選択に悩む方や、初心者の方は投資信託を活用することを検討してみると良いでしょう。

    なおどのような投資信託を購入すればいいのか分からず、投資の一歩を踏み出せない方は投資の始め方を細かく解説した投資超入門合計456枚スライドのスライドを公式LINEから無料配布してるので、ぜひ受け取ってみてください!

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