「ウェルスナビは怪しいの?」
「手数料が知りたい!」
「やっぱりやめたほうがいいのかなぁ?」
そのようなお悩みに答えていきます。
ほったらかし運用で注目を集めているウェルスナビ(WealthNavi)。実はロボアドバイザーの中でもNISA制度が使える便利なサービス。
そこで本記事では、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の鬼塚が以下のテーマについて詳しく解説していきます。
- ウェルスナビ(WealthNavi)の特徴とは
- ウェルスナビ(WealthNavi)をやめたほうがいいか考える5つのチェックポイント
不明な点は直接ウェルスナビに問い合わせて、その回答についても記載しています。
ぜひ、最後までお読みください!
なお「もっと投資について学びたい!」という方向けに、有料級特典をプレゼントしています。LINEに登録し、たった20秒で終わる質問に回答するだけなので、ぜひお受け取りください!
ウェルスナビ(WealthNavi)はやめたほうがいいの?4つの特徴とは
ウェルスナビで投資を始めたいけど、どうしようか迷っている方もいるでしょう。ここでは気になるウェルスナビの4つの特徴を解説していきます。
- 6つの質問に答えるだけで投資プランが決定できる
- 金融商品を自動で選んでくれる
- ほったらかしで運用できる
- NISAが使える
ウェルスナビは投資初心者にとっては便利ですが、本当に手数料に合った分のサービスを受けられるのか一度検討してみましょう。
1.6つの質問に答えるだけで投資プランが決定できる
ウェルスナビは個人のリスク許容度に合わせるための6つの質問に答えるだけで、自動で投資プランを決定してくれます。
6つの質問内容は以下のとおりです。
- 年齢
- 年収
- 現在の保有資産
- 毎月の積立可能額
- 資産運用額
- もし暴落が起きたらどうするか
6つの質問それぞれ4〜7の選択項目から1つ選ぶだけで簡単に回答できるので、時間がない方でも手間なく始められるのではないでしょうか。
投資において自分のリスク許容度を知っておくことは大事なので、気になる方は無料診断を一度受けてみましょう。
2.金融商品を自動で選んでくれる
金融商品を自動で選んでくれるのは、投資をするハードルを下げてくれる便利なサービスと言えそうです。
特に投資未経験の場合、金融商品の特徴がわからなくて選ぶのが面倒だ、と感じる方が多いのではないでしょうか。
自分の投資プランに合った金融商品が決まれば、あとは投資するだけ。銘柄を選ぶ必要がない分、時短になります。
ただし、以下の10の銘柄しか選べない点には注意が必要です。
銘柄 | 資産クラス | 運用会社 |
---|---|---|
VTI | 米国株 | バンガード |
IVV | 米国株 | ブラックロック |
VEA | 日欧株 | バンガード |
VWO | 新興国株 | バンガード |
AGG | 債券(米国) | ブラックロック |
IAGG | 債券(世界総合) | ブラックロック |
TIP | 債券(米国) | ブラックロック |
IAU | 金 | ブラックロック |
GLD | 金 | ステート・ストリート |
IYR | 不動産(米国) | ブラックロック |
さらに米国に偏って知らず知らず運用している可能性もあるので、しっかり地域(国)も分散して運用していきたい方は、投資信託を自分で選んで運用する方法もあります。
「投資ど素人で自分で銘柄選ぶの苦手だな…。」という方でも大丈夫。私のLINEに登録すると「初心者が買うべき投資信託4選 徹底解説72スライド」を含めた豪華特典を「無料」でプレゼントしています。
ぜひ地域(国)をしっかり分散させて着実な資産形成につなげていきましょう。
3.ほったらかしで運用できる
ロボアドバイザーに運用を任せて、ほったらかしにできることは、ウェルスナビのメリットの一つと言えます。
自動化されたソフトウェアやアルゴリズムを使用して、投資や資産管理に関するアドバイスやサービスを提供する仕組みのこと。
さらに毎月自動で積立を設定して投資を継続できるサービスもあり、お金があるだけ使ってしまうタイプの人も、着実な資産形成ができる環境を整えられます。
4.NISAが使える
ウェルスナビではNISAが使えます。
実はロボアドバイザーを利用したとしてもNISAが使えない場合もあるので、よく確認してから検討すると良いでしょう。
ロボアドバイザー (サービス名) | 運営会社 | 新NISA対応 |
---|---|---|
WealthNavi | ウェルスナビ | 〇 |
楽ラップ | 楽天証券 | × |
SBIラップ | SBI証券 | × |
THEO + docomo | NTTドコモ | × |
大和ファンドラップオンライン | 大和証券 | × |
日本の個人投資家向けの制度です。2014年に導入され、個人投資家の資産形成を促進し、株式や投資信託などの金融商品への投資を活性化することを目的としている。
以下のとおり新NISA制度を確認していきます。
新NISA(2024年~) | |
---|---|
非課税投資枠 | つみたて投資枠:年120万円 成長投資枠:年240万円 年360万円 |
非課税投資限度額 | 1,800万円まで |
非課税期間 | 無期限 |
運用対象 | 【つみたて投資枠】 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託、ETF(上場投資信託) 【成長投資枠】 上場株式・投資信託等 ※整理・監理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型及び毎月分配型の投資信託等除外 |
通常、課税口座で投資信託等を売却すると、運用益に対して20.315%課税されます。しかしNISA口座を使うと運用益に対して非課税なので、手取りが多くなり非常にお得な制度なのです。
ウェルスナビの「おまかせNISA」を利用すると、NISA口座内でつみたて投資枠と成長投資枠の銘柄をリスク許容度に合わせて自動で投資が可能。
つみたて投資枠の銘柄にかかる手数料はゼロ。ただし成長投資枠にかかる手数料はリスク許容度が高い方ほどかかる傾向があります。
以下の図で確認しましょう。
ウェルスナビに問い合わせたところ、毎月の自動積立額を設定している方は、ボーナスなどまとまった資金を一括で投資したい場合は、その月だけ自動積立額を変更すれば良いとのこと。
銀行振込による入金は全額成長投資枠の銘柄に振り分けられ、その分手数料が多くなる傾向があるので注意しましょう。
ウェルスナビ(WealthNavi)をやめたほうがいいか考える5つのチェックポイント
ウェルスナビをしようか迷っている方は、以下の5つのチェックポイントに当てはまるかどうかで判断すると良いです。
- 1万円未満で投資を始めたいか
- 手数料1.1%が高いと感じるか
- 多くの国の債券に分散投資したいか
- 新興国株式のリスクに耐えられるか
- 金が投資対象になっても良いか
ウェルスナビ以外にも最適な投資はあります。5つのチェックポイントを確認してやめたほうが良いか判断していきましょう。
1.1万円未満で投資を始めたいか
1万円未満で投資をスタートしたい方は、ウェルスナビを利用できません。
毎月自動積立を設定した場合であっても、ウェルスナビを利用する場合は最低1万円から。
もし1万円を投資にまわさないで日々の生活費にあてることができれば、以下のようなできごとにお金を使うことで、今の人生を豊かに過ごせる場面もあるでしょう。
- 急に壊れた生活必需品
- 日々頑張っている自分(家族)へのご褒美
- 冠婚葬祭などで発生する費用
とはいえ、インフレによる物価の上昇や将来のお金に対する漠然とした不安を減らしていくためには、少額からでも投資を始める方が良いです。ネット証券なら100円から積立可能。
さらに、リスクを抑えるために4つの資産(国内株式、国内債券、海外株式、海外債券)に分散投資して長期で運用すると、年平均6%のリターンが得られたというデータもあります。
つまり4つの資産に分散投資したとしても、月400円から積立できるよ!
1万円以下の少額から試しに投資を始めてみたい、という方はネット証券を選ぶと良いでしょう。
「どの銘柄を選んだら4資産分散投資できるのかなんて、そんな難しいことわからない!」という方でも安心してください!私のLINEに登録すると「初心者が買うべき投資信託4選 徹底解説72スライド」を含めた豪華特典を「無料」でプレゼントしています。
ぜひ私と一緒に、今から自分でできそうな金額からコツコツ着実な資産形成をしていきましょう。
2.手数料1.1%が高いと感じるか
1.1%の手数料が高いと感じる方は、ウェルスナビはやめたほうが良い、と言えます。
ウェルスナビがほったらかしで運用できるのは、運用を任せるロボットが以下の3つをしてくれるからです。
- 投資プランの決定
- 投資の実行
- リバランス
相場の変動等によって、徐々に保有銘柄の配分にズレが生じるために、このズレを元の比率に戻すこと。
特にリバランスは投資未経験者からすると、難しい専門用語が出てきて難しい、と感じる方もいますが、個別の投資信託銘柄を保有すると簡単にできます。
リスク許容度は人それぞれで資産配分の比率は異なりますが、投資で大きな失敗を避けるには運用成果の9割を決めると言われているので資産配分は重要なのです。
またリバランス代としてのウェルスナビに負担する手数料1.1%に加えて、資産運用会社に支払うETF保有コスト0.1%の支払いもあるので、実質の合計コストは1.2%台になる可能性があります。コストなるべく抑えたい方は、松井証券を利用すると良いでしょう。
さらに松井証券なら、無料で自動リバランスの機能を利用できます。
投資初心者なので、リバランスがよくわからなかった、という方は私の動画をあわせてご覧いただけると、理解がしやすいですよ。
3.多くの国の債券に分散投資したいか
リスク低減で着実な資産形成をしていきたいなら、債券も地域(国)分散させましょう。
実は投資信託で4つの資産(国内株式、国内債券、外国株式、外国債券)をうまく組み合わせることによって、リスク許容度に合わせた着実な資産形成につなげられます。
「自分で投資すると失敗しそうで不安…」という方は、私のLINEに登録すると「初心者が買うべき投資信託4選 徹底解説72スライド」「知識ゼロから始めた28名の運用実績 71スライド」を含めた豪華特典を「無料」でプレゼントしています。
ぜひ私と一緒に自分の力で投資して、リスクを抑えた着実な資産形成にチャレンジしてみてください!
4.新興国株式のリスクに耐えられるか
ウェルスナビに指定されている新興国株式は先進国株式と比べてリスクが高い傾向があります。たとえばアジア通貨危機では、約47%も値下がりしました。
一方で先進国株式は逆に値上がりしているのがわかりますよね。
相場の変動が激しい新興国株式が組み入れられているウェルスナビでは、値動きが気になってしまうこともあるでしょう。
先進国株式(外国株式)を含んだ4資産分散投資(国内株式、国内債券、外国株式、外国債券)では、ローリスク・ローリターンの債券割合を多くすることで、値動きが抑えられてリスク許容度に適した運用ができるのです。
ハイリスクな資産運用を避けるには新興国株式に投資するのはやめておき、個別の投資信託を選ぶのがかしこい選択。そのあたりを意識しつつ、投資にチャレンジしていきましょう。
5.金が投資対象になっても良いか
ウェルスナビでは、金に投資することも可能。有事の金とよく言われたりします。安全資産の一つで、金融危機が起きたときに価格が上昇する傾向があります。
しかし金は利息がつかない、というデメリットがあります。利息がつかないので、利息を再投資して長期でお金を雪だるま式に増やしていくような資産形成には向いていません。
もし株式や債券のような利息がつく金融商品に投資をすると、少ない元手を長期間運用することで、将来お金を増やせる可能性があります。通常リスクを抑えた運用をしてしまうと、リターンが期待できないことも。
しかし4つの資産(国内株式、国内債券、外国株式、外国債券)に分散投資して、長期運用した場合でも年平均6%のある程度高いリターンが得られた、というデータがあります。
もし長期で雪だるま式に貯蓄を増やしながらリスクを抑えた運用をしていきたい、という方は「株式」や「債券」を優先的に組み合わせて分散投資すると良いでしょう。
リバランスが自分でできるならウェルスナビ(WealthNavi)はやめたほうがいい
リバランス(資産配分の比率を元に戻すこと)が自分で実行できる方にとっては、ウェルスナビに支払う手数料1.1%(実質約1.2%台)の手数料は高いと感じる方もいるのではないでしょうか。
投資初心者でも簡単にリスクを抑えた分散投資とリバランスができるのが「投資信託」なのです。
もっと投資のことに知りたい、という方は私のLINEに登録すると簡単に分散投資とリバランスが実行できる豪華特典を「無料」でプレゼントしています。
誰でもわかりやすく投資について理解ができるように解説していますので、ぜひ私と一緒に投資信託でリスクを抑えた着実な資産形成をしていきましょう!
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