「eMAXIS Slimの商品について知りたい」
「初心者にeMAXIS Slimがおすすめなのか知りたい」
「eMAXIS Slimの銘柄の選び方を知りたい」
と考えていませんか?
老後資金の問題が叫ばれる現代において、資産形成に役立つ方法として投資信託を活用した投資が注目を集めています。
投資信託の中でもeMAXIS Slimがおすすめ!と見たものの、なぜeMAXIS Slimが良いのか、また具体的にどの銘柄が良いのか分からず悩んでいる方は多くいるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- eMAXIS Slimが投資初心者におすすめの理由
- 銘柄選びのコツ
- eMAXIS Slimで投資する際に使いたい制度
この記事を読んで行動すれば、eMAXIS Slimの概要がわかり、不安点を取り除いた状態で運用をスタートできるでしょう。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
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eMAXIS Slimはおすすめしない?商品の概要をサクッと解説
eMAXIS Slimとは、三菱UFJ国際投信が提供するノーロード・インデックスファンド・シリーズのことです。
ノーロードは購入時に手数料がかからない投資信託、インデックスファンドは市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託のことです。
とことんコストにこだわった手数料体系が魅力となっています。
一般的に投資信託で運用する際は数多くの投資銘柄を1つのパックにして販売しているため、まとめ料として信託報酬を払う必要があります。
しかし同じ銘柄に投資するのであれば、信託報酬が低いに越したことはありません。これまでは、信託報酬が低い投資信託が出るごとに乗り換える必要がありましたが、eMAXIS Slimは自動的に下がってくれます。
乗り換えの手間が面倒だったけど、取っ払ってくれたんだよ!
eMAXIS Slimは受益者還元型信託報酬率を採用しており、一定の純資産総額を超えると信託報酬が低くなります。
運用者全員の資産額なので、全員にメリットがあります。
投資初心者はeMAXIS Slimがおすすめの3つの理由
投資初心者にはeMAXIS Slimがおすすめである理由を3つ紹介します。
- 信託報酬が業界最安水準
- 純資産総額が大きい
- “投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022”で上位を占める
以下で詳しく解説します。
1.信託報酬が業界最安水準
eMAXIS Slimシリーズの投資信託は、まとめ費用として発生する信託報酬が業界最安水準です。
投資信託の運用にかかる費用である信託報酬は低いほうが投資にかかる経費を下げられます!
以下の画像は信託報酬の引き下げ実績を表したものです。これまで一度も信託報酬が上がることはなく、下げ続けていることが読み取れます。
段階的に下がっていき、0.1%を下回る信託報酬が出てきているのです。
2.純資産総額が大きい
投資信託の純資産総額はファンドの規模を表すものです。
eMAXIS Slimシリーズでは、信託報酬の安さや投資対象のシンプルさから純資産総額が大きくなっています。3年で1000億円から3兆円を突破するなど、右肩上がりで増えています。
また、eMAXIS Slimシリーズで人気の『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』 は2023年2月15日時点で純資産総額1兆円を超えている超人気銘柄で、公募株式投信(除くETF)において、純資産総額第1位を達成しています。
eMAXIS Slimシリーズの人気ぶりがわかるね!
3.“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022”で上位を占める
『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022』は、証券会社や銀行で販売している投資信託をブログで話題にしているブロガーの投票を運営委員会が集計したランキングです。
証券会社の宣伝などにまどわされず、本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選びます。それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
eMAXIS Slimのファンドは5年連続選出されています。2022年に選出されたファンドは以下の通りです。
銘柄名 | 順位 |
---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 1位 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 3位 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 5位 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 17位 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 19位 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 20位 |
トップ5に3つもあるのは驚きだね!
【全13本】eMAXIS Slimシリーズの銘柄選びの3つのコツ
eMAXIS Slimシリーズの銘柄が良いとわかっても、全13本ある銘柄の中からどれを選んだらいいのか悩んでいる方もいるでしょう。
ここからは銘柄選びのコツを3つ紹介します。
- 分散投資を心がける
- 新興国株式は避ける
- 広く分散された投資銘柄にする
以下で詳しく解説します。
1.分散投資を心がける
投資信託で運用する場合、長期で見れば値上がりする可能性は高いものの、短期で見れば値下がりする可能性も十分にあります。
着実な資産形成をするには値下がりする可能性を減らして運用する必要があるのです。
どこまでの下落であれば耐えられるのかがポイントだよ!
値下がり幅を減らす方法の一つとして、分散投資があげられます。
分散投資は「国内・外国株式」と「国内・外国債券」の4つにわけるのが大原則です。一般的に、株式はハイリスクハイリターン、債券はローリスクローリターンの投資商品です。
これらを組み合わせることでミドルリスク・ミドルリターンの運用を狙えます。
2.新興国株式は避ける
新興国とは、中国やインドなどのアジア諸国、ブラジルなど今後の経済成長が期待される国のことを指します。
先進国よりも大きく経済発展する可能性があるため、投資していれば大きなリターンを得られる可能性もありますが、政治リスクなどもあり値下がりする可能性もあります。
ジェットコースターみたいに激しい値動きをする傾向にあるよ!
基本の投資戦略として新興国株式を含む必要はありません。慣れてきてからレベルアップのために少しだけつまんでみるくらいの投資割合にしましょう。
3.広く分散された投資銘柄にする
同じ日本に投資する銘柄でも、eMAXIS Slimシリーズには「TOPIX連動型」と「日経平均連動型」があります。
連動する指数 | 内容 |
---|---|
TOPIX(東証株価指数)連動型 | 東証プライム企業などに上場する約2,200社を一定の計算方法によって指数化したもの |
日経平均連動型 | 日本国内株の代表的なベンチマークとして、225銘柄を元にした指標 |
どちらも広く分散されていますが、より分散されているのはTOPIXであるため、よりリスクを抑えた投資がしたい方はTOPIXをおすすめします。
eMAXIS Slimの人気銘柄「全世界株」と「米国株」どっちがおすすめ?
eMAXIS Slimの中でも特に人気のある銘柄「全世界株」と「米国株」は、どちらがおすすめなのか気になる方もいるでしょう。
ここからは、それぞれのメリットや共通のデメリットを解説します。
1.全世界株のメリット
米国株の1強時代はずっと続くとは限りません。歴史が証明するように、1つの国が栄え続けることはなく、時代の移り変わりとともに中心も変わります。
日本はバブルの時米国を上回って世界一の時価総額を誇るくらい成長していたもんね!
もし米国株だけに投資していて、今後米国の経済成長が栄えなければリターンを得るどころからマイナスになってしまうこともあるでしょう。
しかし、全世界株で投資をしていれば、わざわざどの国が成長するのか予想して選ぶ必要がありません。自動で投資配分をしてくれており、経済成長が著しい国へ大きく投資し、経済があまり強くない国へは少なく投資します。
世界経済の成長をしっかり受け取れるんだよ!
2.米国株のメリット
米国は世界最大の経済大国でありながら、今後も人口増加が見込まれます。
一般的に人口の増加は、経済成長の一つの要因と考えられています。
人口動態=経済動向ではありませんが、人口が増加すると労働力が増えると共に消費も拡大し、企業利益の拡大に直結するため、経済は上向きやすくなるのも事実です。
今後も米国の人口が増えることが予想されるため、米国株に投資する人も多いのです。
3.共通のデメリット
共通のデメリットとして、2つの銘柄は株式のみに投資しているため、〇〇ショックなどの危機が発生した場合、大きな下落幅を記録することです。
例えば世界金融危機では、約6割も下落しています。1,000万円投資していたら約600万円なくなる計算です。
「1,000万円なんて投資できないよ!」という方もいますが、仮に今から毎月3.3万円、年利7.0%で運用すると15年後に1,045万円となります。
これから積立投資を始める方にとって、1,000万円を投資していたときのシミュレーションをする必要は大いにあります。仮に1,000万円投資していて、約60%もの下落に直面すると資産は418万円(元手594万円)となり、耐えられない方もいるでしょう。
元本よりも下がっているね…
積立投資は長く続けることでリターンを得やすいですが、長く続けるためには精神的や経済的にどのくらいの損失や下落に耐えられるのかを考慮する必要があります。
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eMAXIS Slimで投資をする際に使うべき制度
最後にeMAXIS Slimで投資する際に使うべき制度を2つ紹介します。
- つみたてNISA
- iDeCo
以下で詳しく解説します。
1.つみたてNISA
投資初心者におすすめなのは、つみたてNISAを活用した資産形成です。2024年からは新しいNISA制度がスタートします。
新しいつみたてNISAでは年間120万円、保有額がトータル1,800万円になるまで投資でき、非課税期間は無期限です。現行のつみたてNISAと似た積立枠もあるので、新NISAを上手く活用して資産形成するためにも、メリットを理解しておきましょう。
つみたてNISAのメリットは非課税と複利効果です。例えば年24万円(月2万円)、20年、6%で運用したときの結果は次のとおり。
運用収益が約444万円なので、通常は税金として88万円ほど差し引かれるところが、つみたてNISAを利用していれば0円です。
投資の運用益は約20%がかかりますが、つみたてNISAを利用すれば非課税となります。
つみたてNISAで投資できるのは金融庁が認めた投資信託のみで、eMAXIS Slimシリーズも多く扱っています。複利効果は続ければ続けるほど大きくなるため、老後資産などの将来使いそうなお金を運用するのに最適と言えるでしょう。
2.iDeCo
iDeCoの正式名称は「個人型確定拠出年金」です。年金という単語が入っていることから分かるように、老後の資産形成に役立ちます。
iDeCoの位置付けとしては、国民年金や厚生年金の上乗せできる年金です。
公的年金だけだと老後の資金が足りない可能性もあり、その足りない部分を補うために自分が拠出した掛金に対して税制優遇を受けながら投資できます。
iDeCoの3つの税制メリットは次のとおり。
- 拠出金は全額所得控除
- 運用益は非課税
- 受取金は退職所得控除
iDeCoで運用すると老後の資産形成ができるだけでなく、節税対策にもなります。
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